|
1 リリースにはヘリウムガスを使用する事。 水素ガスの使用禁止
2 リリースする風船は、天然ゴムを原料とする「ゴム風船」である事。
3 使用するゴム風船の止め具に、プラスチックなどの生分解しない物は使用せず
ゴム風船自体でしばる事。
4 糸など持ち手をつける場合、ゴム風船と同等の生分解する物を使用する事。
木綿糸・紙ひも・輪ゴムの推奨
その際、糸などはできる限り短くすることが望ましい。
5 リリースするゴム風船は全て単体とし、糸などで結んだ集合体でリリースしない事。
6 メッセージカードをつける場合は紙などの生分解する物を使用しゴム風船の中に封入するか、
口元に生分解するテープで貼る事。
7 わずかな降雨でも浮力が落ちるので絶対にリリースは行わない事。
近年、局地的な豪雨が多発しているので近隣地区の天気も確認する事。
8 ゴム風船の大きさ、ヘリウムガスの容量を考慮し、十分な浮力を確保してリリースを行う事。
9 リリースを行う場所は周囲の安全をあらかじめ確認し主催者と協議の上、行う事。
飛行場・鉄道沿線・架線・高圧線付近では特に注意する事。
万が一架線等に掛かった場合にはそのまま放置せずに電力会社・鉄道会社に連絡する事。
10 リリースを行う際は一般社団法人日本バルーン協会のバルーン業務安全管理士又は
バルーン業務安全管理講習会受講者のもとに行う事が望ましい。
|
|
ヘリウムガスは無色・無臭で不燃性であり、人体には無害です。
しかし、「風船用」として使用するヘリウムガスは濃度100%のものがあり、パーティグッズ等で販売されている「変声用」のものとは成分等異なります。そのため、風船用のヘリウムガスを直接人体に吸引すると酸欠状態や呼吸困難を引き起こし、生命・身体にかかわる危険がありますので、絶対に吸引しないでください。変声用等の用途で吸引される場合は、ヘリウムガスだけではなく必ず適正な濃度の酸素ガスを混合させた安全なものを用いるようにしてください。
ヘリウムガスの性質
水素に次いで2番目軽いガスで、現在のところ地球上に存在する物質の中でもっとも低い温度で液化します。
吸引する場合はヘリウムガスだけではなく適正な濃度の酸素ガスが混合されたものを使用してください。
重量は空気の約1/7で、熱伝導は空気の約6倍、比熱は約5倍です。
また、使用に関しては「化学物質等安全データシート(MSDS)」を必ずお読みください。
|
|
|
|
安全なバルーン業務をおこなうための基礎知識を修得した場合にのみ与えられる特別な資格です。 |
|
バルーン業務を安全におこなうための基礎知識を学ぶ特別セミナーを開催しています。 |
|
バルーンデコレーションの基礎を紹介するリーフレットをご用意しております。 |
|